更年期の不眠症改善の効果がある漢方はどれ?

さまざまな特徴的な身体的症状や精神的症状をを表す更年期障害は、女性ホルモンであるエストロゲンの低下がもたらします。例を挙げると初期に現れる症状にほてり、のぼせ、発汗、めまいなどが身体に現れる症状で精神的な症状としては不眠、不安、疲労感、抑うつ、物忘れなどが表れます。
最近は不足したエストロゲンを補充するホルモン補充療法が行われていますが、これだけでは効果が表れにくい症状もあります。人の身体は、機械ではないので足りないものをただ補えばよいというわけではありませんので、総合的な対処が必要となってきます。その症状の改善に漢方薬が見直されています。
というわけで漢方の中でも三大処方といわれている当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、加味逍遥散(かみしょうようさん)、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)が更年期の女性の体質や症状によって使い分けられています。

更年期の女性の半数以上の方々に中程度の不眠の症状が見られています。その中の約4割にも及ぶ人たちが抑うつ状態にまでお陥っているため、何よりもこの不眠を改善することが先決です。
不眠症改善として入眠時の改善には、加味逍遥散と桂枝茯苓丸が効き目があることが分かっています。中途覚醒の改善には当帰芍薬散と加味逍遥散、桂枝茯苓丸が効果を上げ、熟眠障害には、加味逍遥散が効果を上げることが分かっています。

更年期障害の症状